【京都の弁護士グループ】安保法制に異議あり!怒れる女子たちの法律意見書(※男子も可)

怒れる京都の女性弁護士たち(男性弁護士も可)が安保法制の問題点について意見するブログです。

緊急府民集会とパレードご参加のお礼

 きのう、京都弁護士会主催の「平和安全法制の今国会での成立NO! 緊急府民集会」が、京都市東山区円山公園音楽堂で、開催されました。4500人の市民が参加され、音楽堂は超満員。
 あきらめて帰った方も、たくさんおられたそうです。

  怒れる女子会@きょうと からのお誘いに応じて、参加してくださった方もたくさんおられました。

 子どもさんを連れて参加してくださった方、お友達と誘いあって参加下さった方、集会に合わせてたくさんの署名を集めて届けてくださった方、その多くが、集会参加やデモは、人生はじめてという方でした。本当にありがとうございました。
 そして、初体験はいかがでしたか?
 沿道の人々も好意的な雰囲気でパレードの列にお礼を言ってる人もいましたね。
  
 また、女子会の目印としてお知らせしていたピンクの幟(怒れる女子が手作りしました)は、集会開始後は幟を下に降ろさなければならなかったため、目印を見つけられなかった方、見つけたけれど身動きがとれなくて、お会いできなかった方には、お詫び申し上げます。 

 小林節氏(憲法学者)の講演は、衆議院憲法審査会において、小林氏を含む3人の憲法学者参考人が、そろって安保法制案を違憲だと言ったときに、「自民党の議員が、あまりに驚いたために、ゾンビみたいな顔になった。人間はあんな顔になるのか」など、リアルでおもしろいお話でした。来年の参議院選挙を見通したお話、残る時間における活動のヒントとなるようなお話もありました。
 Sealds の女子学生の、自分の言葉で立憲主義を語る、真摯で純情で堂々とした姿にも、感動しました(あんな風に語れたらなあと羨ましがっているベテラン弁護士もいました…?)。
 その他、たくさんの方が、活動の現場からの報告をされました。
  
 京都弁護士会が、屋外の会場で、集会を主催すること自体が、弁護士会始まって以来の、前代未聞のことでした。
 どうして弁護士会が、そこまでして、安保法制に反対を表明するのか、その意味を市民のみなさんが受け止めて下さったので、信頼感と相互共感あふれる、よい会になったのだと思います。
 皆さまに感謝します。
    
 以上、簡単ですが、お礼とご報告です。

(弁護士 山下信子)