9・19は「激怒記念日」
19日未明、参議院で、安全保障法案の採決手続が強行されました。
この国の安全保障政策を大転換する法案を、多数の国民の反対の声に耳を傾けることなく、違憲であることが明白なのに、手続的に重大な瑕疵のある方法で強引に進めるものでした。
安全保障は、私たちの暮らしの根幹に関わる非常に重要な問題です。
国会議員たちは、この法案が憲法に適合するのかどうか、国民の意に沿うものかどうか、慎重かつ十分に検討し、判断することが必要でした。
記名投票の様子をみながら、こんなにもたくさんの国会議員が、平然と憲法を踏みにじり、国民の声を無視するということに、大きな驚きを感じました。
違憲であることが明白な法案を「合憲性にまったく問題ない」と堂々と言い切る与党議員の演説に底知れない恐ろしさを感じました。
政府与党は、昨年12月の総選挙で衆議院において3分の2の議席を獲得しました。この数の力によって、今回の違憲法案を押し通しました。
しかし、主権者である私たちは、もう、わかっています。
安倍政権が、立憲主義、平和主義、民主主義というこの国の大原則を、いとも簡単にないがしろにするということを。
どの国会議員が、立憲主義を踏みにじり、国民の声を無視したかということを。
だから、次は選択できます。 最初の決戦は10か月後の参院選です。
私たち、「怒れる女子会@きょうと」は、今国会における国会議員たちの暴挙を心に刻むために、今日、9月19日を「激怒記念日」と名付けたいと思います。
私たちが今日感じた「怒り」は立憲主義を取り戻すための原動力になるでしょう。
(怒れる女子会@きょうと)